持ち家か、賃貸か。転勤族はどうする【体験談】

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マイホームの前に立つ家族

転勤族って家を買うタイミングが難しいよね

子供が中学校に上がるときとか、いつかは買いたい

「家を買うべきか、賃貸に住み続けるべきか」。だれもが考える日本人の永遠のテーマといえる議論ですよね。

結論を言ってしまえば、家庭環境や資産状況、人生観、タイミングなどに応じて、人それぞれで決まる(決める)もの。

社会に出てから20年ちょっとで16回も引っ越しを繰り返した僕の場合、これまで2度、マイホームを買いました。

賃貸でもたくさんの家に住んで達した自分なりの結論は、同じ場所に住み続けていい、あるいは、住み続ける理由があるなら、買った方がいい、ということです。

僕が今住んでいる家は、子供の教育環境のためそろそろ買った方がよいと考えて、迷わず買いました。

この記事では、家を買うことを決めたタイミングやメリット、デメリットをご説明します。よろしくお願いいたします。

目次

転勤族が持ち家を持つメリット

老後も楽しそうに暮らす夫婦

僕は社会人になってからこれまで20年ほどの間に、30半ばのときにマンションの一室を、40代半ばになって一戸建てを買いました。

マンションは3年半くらい住んでから転勤となり人に貸し、その後、入居者さんが退去してから売却。2度目に買ったのが現在の住まいです。2人の子はこのとき小学生。上の子は中学校入学目前でした。そんなタイミングで転勤になったので、移り住んだ地域で一気に建売住宅を購入する決断をしたのです。

一般的に、家を買うメリットとしては、以下のようなものが考えられますね。

  • ローン完済後に住居費が抑えられる
  • 団体信用生命保険加入者が死亡などした場合に、ローンを支払わなくて済む
  • 間取りや内装・外装を自由に変更できる
  • 賃貸住宅に比べてグレードが高い

多くの方が感じる一番大きなメリットは、最上部の「ローン完済後に住居費が抑えられる」ではないでしょうか。

2019年に話題となった「老後資金2000万円問題」は記憶に新しいですよね。金融庁の有識者会議の報告書で、高齢夫婦の平均収入から平均支出を引くと月5.5万円が不足し、30年で約2,000万円足りなくなるというものでした。

このときの平均支出約26万円の中に含まれている住居費は、なんと13,656円です。まさに住宅ローン完済後の老夫婦の姿がイメージできます。

月に5.5万円不足するのは、世帯によって収入や支出、資産状況などで違いが出ますから額面通りに受け止める必要はありません。ただ、老後の住居費の負担割合が現役時代より格段に大きくなることは意識しておかなければなりません。

上記に加えて、転勤族の場合は、以下の利点があります。

  • 子どもの教育環境が安定する
  • 各地を飛び回ってもいずれ帰る場所を確保できる

利点というよりも家族観や人生観にかかわるものですね。子どもをいろいろな環境に適用できるように育てたいという観点からいけば、安定を求める必要はないかもしれません。「いずれ帰る場所」などという考えも人によっては意味がありません。

ただ我が家の場合は、教育環境の安定や定着する場所がほしかったから購入したということです。

転勤族がマイホームを買うデメリット

単身赴任するビジネスマン

ただし、マイホームを持つにはデメリットが多いのも事実。賃貸に比べて不利になる点は以下のようなものがあるでよう。

  • 固定資産税などの税負担
  • 収入が減った場合に住居費を減らしにくい
  • 外壁や設備など定期的な修繕
  • 家族構成などに変化があっても簡単に引っ越せない
  • 近所とのトラブルがあっても簡単に引っ越せない
  • 高齢になったときに住む場所がすぐにみつかるか

僕は一番最後に挙げた「高齢になったときに住む場所がすぐにみつかるか」が、意外と一番重要なのではないかと思うのです。いまのぼくたち団塊ジュニア世代のように人口割合が多い世代が、高齢になった際、どんな社会になっているでしょうか。

同じ家に住み続けていると「子供たちが独立したので狭い家でいい」「雪かきがいらないマンションに住みたい」など高齢者ならではの希望が出てくるでしょう。

そのとき、果たして高齢者に賃貸住宅がすぐに見つかる社会でしょうか。大家さんからすれば、できれば入居中に亡くなる割合が低く、かつ長く住み続けてくれる可能性が高い若い世帯に貸したいと思うのではないしょうか。

さらに、転勤族ならではの大きなデメリットが以下です

  • 単身赴任する可能性
  • 転勤時に人に貸さなければならない可能性

僕自身、単身赴任をしたり、家を人に貸したりするのに、めちゃくちゃ大きな抵抗を感じます。

ただ、コロナ禍でZOOMなどの活用が定着したことで、離れていても家族同士コミュニケーションがとれるということが分かりました。単身赴任で落ち込む人はこれから少し減るかもしれないなと感じているところです。

まとめ

以上のメリット・デメリットを踏まえ、子供の生活や教育環境を中心に考え、我が家は転勤に合わせて一戸建てを買い、定住する、という決断に至りました。

僕は転勤に合わせて一戸建てを買ったため時間がなく、建売住宅を選びましたが、時間に余裕があれば注文住宅の間取りを家族で考えたり、建具のデザインや色を考えたり、わくわくする時間を楽しめるメリットも家を買うときには感じられますよね。

長い人生、1回か2回くらいしか経験しないのが家の購入。楽しみながら選びたいものですね。

今回は以上です。ありがとうございました!

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