スマホで契約している補償サービスって必要なのかな?
補償契約していても不具合があると何千円もかかる。なんか微妙かも
高額な端末でなければ不要と考え、思い切って解約しました
スマホをもっているかなりの人が契約しているスマホ補償サービス。これは本当に必要なものなのでしょうか。
保守的なぼくは特に疑問を持たずにずっと契約してきましたが、いろいろな節約の検討を進めているうちに、「必要ないかもしれない」と感じるようになり、解約してみました。
確かに何万円もしたスマホが故障したら大変です。
ただ、ぼく自身、スマホを使うようになって10年近くずっと盲目的に保証料を毎月払ってきましたが、少し計算したみたところと「自分にはいらないな」と割り切れたんです。
この記事では、補償サービスを解約するに至った計算などを紹介しています。
ドコモが格安・大容量のahamoをリリースするなど、スマホ契約も格安への見直しが増えている昨今。契約見直しなどに合わせて、改めて補償サービスの必要性を考えてみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルのスマホ交換保証の特徴
大手キャリアの補償サービスは仕組みが似ています。ここでは、家計見直しの一環で妻がドコモから乗り換えた楽天モバイルを例に、補償について考えてみます。
楽天モバイルでのサービス名は「スマホ保証プラス」。楽天モバイルのサイトでは、「スマホユーザー約3人に1人が故障経験あり」というデータも示しながら、利用メリットをアピールしています。
楽天モバイルの「スマホ交換保証プラス」の特徴は以下の通りです。
- 月額715円
- 故障や盗難、紛失の際、新品同等の同一機種と交換
- 首都圏で12時までの受付なら、最短で当日中に到着
- 交換にかかる費用は一律6600円
- 交換品の受け取りは、コンビニや指定の宅配ロッカーでも可
例えば、39,800円の端末を購入した場合、保証に加入していなければ39,800円が全額負担となります。
一方で、加入していれば6,600円の負担だけで済むので、契約をしていない場合に比べて33,200円(=39,800-6,600円)は得をするということです。
スマホ補償は月々の料金がけっこう高い
ただし、保証加入に伴う月々の料金を忘れてはいけません。毎月715円かかります。1年で8,580円(=715円×12カ月)です。
仮に新しい端末を持ってから1年後に事故で交換となった場合、 先ほどの計算でスマホ補償サービスを契約をしていない場合に比べてお得になった 33,200円から8,580円を差し引いた24,620円(33,200円-8,580円)が、補償契約をしていない場合に比べて得となりますね。
同様の計算をすると、2年後に故障などで交換した場合は、17,160円の得となり、3年後なら9,020円が浮くという計算になります。
高価な端末なら契約、安価なら不要という結論
以上の計算から考えると、たとえば39,800円の端末を買ったとした場合、4年くらいの間を無傷で扱えたり、紛失したりせずに使える自信がある人なら、スマホ交換保証プラスは加入する必要はないということになります。
2年間毎月715円を払い続ければ17,160円かかります。こう考えると、たとえば2万円代の格安端末を購入した人で、2~3年は何事も無く大事に使えるなら、最初から加入する必要はないかもしれません。
ただし、注意しなければならない点があります。スマホ交換保証プラスは、端末購入時のみしか申し込みができません。とすれば、「スマホ補償サービスがないとなんだか不安だ」という方は、例えば最初の1年は加入して2年目に入ったら解約する、などという使い方もありですね。
まとめ:ひとまず加入しておくのも一つの手
ぼく自身がドコモでahamoに切り替えたときの端末はドコモの「AQUOS sense3(SH-02M)」。2019年冬に約3万円で購入したものです。当初からドコモのケータイ補償サービスを契約して毎月550円を払ってきましたが、2年近くたった2021年7月にスマホ補償サービスを解約しました。
この端末は使いやすいし、愛着もありますが、こんど故障したら新しいスマホを検討したり、契約の切り替えを検討したりすると考えているためです。
一方で、妻は最近、楽天モバイルで「AQUOS sense4 plus」を購入しました。
税込み43,800円。10万円以上する端末もある中で割安とはいえ、すぐに壊れてしまったら我が家の家計には痛い出費になります。このため、楽天モバイルのスマホ交換保証プラスにはひとまず加入してあります。
節約のため1年程度経過したら、解約を検討する予定です
何事も日常の仕事などで忙殺されて放置しがちですが、細かな支出もしっかり管理していかなければならいと改めて思っています。
今回は以上です。ありがとうございました!
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